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有楽町→中町

とりあえず第1回はゆりかもめ沿線を歩き、お台場へ行くことにした。時間があればその先の有明までも足を伸ばしたい。ということで、私はJR山手線の「有楽町駅」で外へ出た。駅の前のゆりかもめ「汐留駅」を目指して。
ところが、道の前にはそれらしきものがない。東京在住の方ならすぐに判るだろうけれど、ゆりかもめ「汐留駅」があるのは一駅隣の「新橋駅」。一人で出かけるときに全く下調べをしない影響が早くも出てしまった…。とはいえまあ、海が見えるまで直進して、右に曲がれば着くだろ。そう考え直して休日の歩行者天国へ突入する。

01

銀座なんかに用はない

それにしても銀座を歩いている、というだけで誰も彼もが裕福そうに見えるから不思議だ。線路と並行して進む彼らの流れを垂直に突き抜けていく自分。そこに金持ちの彼らと貧しい自分との関係の縮図を見たような気がした、というのは嘘ですが。というか、ヤですよそんな縁起でもない。


02

晴海だ!

ともかくも海を目指して歩いていると、駅から遠ざかるにつれて急に人の姿が減っていった。建物も小さく古いものが目立つ。大阪で言うと天満橋から梅田の間みたいな感じだ。ビルの1階には昔からありそうな小さな薬局や書店が入っていて、たいていは老人が一人で何かをしていた。たぶんビルのオーナー。


03

デカい建物ドーン!

しばらくすると、ついに遠くの方へ背の高い建物が2棟、ビルの向こうに姿を現した。周囲と脈絡なく建っている、真新しい建造物。間違いなく港湾地区が迫っている。しかも、左手にも何やら大きな建物が。心地よい緊張と武者震い!はたしてその先に見たものとは!?


04

デカい建物ドーン!

えー、聖路加看護大学でした。キリスト教系の学校だと一目でわかる修道院ぎみな外観。平日なら辺りは看護師を目指す人で賑わっているのだろうけれど、今日はひと気がない。だが、それを嘆いている場合ではない。天高くそびえる2棟の建物がすぐそこで待っているのだ。到着してみると、「St.Luke's Garden」と「聖路加ガーデン」の文字。そこもけっきょく聖路加がらみの場所だった。「聖路加」って「St.Luke」のことだったんですね。ここも人が少ない。「聖路加ガーデン」は台座に当たる建物の上に2本の建物が伸びているという造りで、片方はホテル、もう片方は「聖路加タワー」だった…あ、タワーか。タワーがあるタワーだ!ということで、港湾地区と同じくタワーを愛する自分としては、上らずにはいられない。途中のフロアはオフィスビルなのだが、最上階が無料の展望室になっているというのだ。


05

豊洲方面。で、けっきょく豊洲やら晴海やらの
間にある水は海なの?川なの?入り江なの?

06

さらば、聖路加タワー

さっそく上がってみると、そこは小さなL字型の廊下を扉で区切ったような場所だった。 ここも空いているが、暖房と日差しでやけに暑い。おまけに、長椅子に座って女子高生の二人組が熟睡していた。散歩の途中で立ち寄った、といった感じの人も多い。そんなご近所感あふれる展望室だったが、眺めはすばらしかった。これから自分が足を踏み入れる港湾地区を一望できたのだ。 あちこちに分散した立派なビル、その合間を古びた倉庫と建築現場が埋めている。期待に胸の高鳴る景色だ。おまけに、 東京タワーがビルの隙間から見えるではないか! まるで東京タワーがこれからの散策を祝福してくれているかのようだ! と、いうわけで私は元気よくエレベーターで地上へ戻ると、「聖路加ガーデン」を後にしたのだった。

07

東京・my sweet pleasure・タワー


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