聖路加タワーの裏側に出ると、そこには川だか入り江だかが流れていた。それに沿って遊歩道がある。遠くには団地でもないのに、これまたデカいマンションが群れている。「あら!?なかなかいい雰囲気じゃないの」と思いつつ遊歩道へ降りようとすると、なんだかカメラを持った人だかりが。雑誌か?テレビか?と思ったら、普通の撮影会だった。そもそも、テレビや雑誌の撮影にカメラマンばっかり十数人というシチュエーションはない。

快適なシーサイドライフをあなたに
(津波時は防波堤として使用)

撮影会を撮影
そのまま勝鬨橋目指して遊歩道を歩いていると、遠くから平べったく丸みを帯びたものが。松本零士デザインの水上バスだ。その名も「ヒミコ」。ネーミングにあたっては松本零士が「いや、卑弥呼の顔ってあんなんだって。オレ見たもん。初台で」と言ったとか言わなかったとか。言わなかったんですが。

ナイキとかアディダスが以前、こんなデザインのシューズを出してた気がする。

これがユリカモメなのか?かなり保護色
さらに歩いていると、勝鬨橋の脇に鳩やカモメ、子供づれの母親や、近所のおばさんが集っていた。おばさんがパンくずを投げるたびにカモメが宙を舞って、なかなか迫力がある。カモメがおばさんのパンを食べ、おばさんがカモメを食べる、とかだと美しい食物の循環なのだけれど、さすがにそれはなかった。
いよいよ勝鬨橋を渡ろうと思ったところ、交差点のはす向かいに「築地場外市場」の看板が。こんなところにあったのか。予想外だ。もっと海べりの方にあると思ったのに。なんか損した気分だ。それはさておき、勝鬨橋はその下を大きな船が通るときに橋が開くという「跳ね上げ橋」だそうで、今でも本気を出せば開くという。「勝鬨橋をあげる会」というのもあって、年1回くらいの「跳ね上げイベント」開催を目指しているという。努力が実って、勝鬨橋がガバッと開くところを見てみたいものだ。
橋を渡るとそこはもう勝どき。就活をしていたとき、一度来たことがある。その会社は面接の途中で落ちたけど。勝どきでは住みやすそうな、そうでもなさそうな町並みの一角、黎明橋を渡った先にトリトンスクエアが浮かれた感じで建っている。オフィスビルとショッピングモールが合体した施設だ。就活のとき試験開始前に時間があったので、ここのスタバに入ったことを憶えている。面接で落ちたけど。トリトンスクエアも今日は休日で人が少ない。中に入るとお菓子でデコレートした自動車が展示してあった。なんでそんなことをするのかよく解らない。酔った勢いか、若さゆえの過ちか。とにかく、甘い香りが漂っていた。

どうしてこんなことに…