寮舎
2−1、楠寮
楠寮は東館、西館、新館から成る。1階の東館には日課室、
寮長室、寮務室、1−2小体などがある。西館には1−1小体が、
新館1階にはこずかい室、講義室、寮長私室、寮母室、
みしらせ者室、大浴場などがある。2〜3階には寮生の部屋があり、
東館の上には大体ホールと小さな図書室が存在する。
大体ホールは集会や追い出し会、サンデーテストや朝夕詣りに
使用された。寮務室とは寮係の職員室のようなもので、東館の
2、3階にもあった。寮内の3人の寮係一人につき一室が割り当てられており、
それぞれの寮係は自分の寮務室の机で事務仕事を行った。1階は山本先生、
2階が家永先生、3階が井上先生だった。とはいえ1階の寮務室は2、3階の
寮務室とは異なり、基本的に誰でも出入り自由で、よく寮生が溜まっていた。
また、1階の寮務室には2名の、寮係として派遣されたDSさんの机もあった。
また、他の階の寮係も暇なときは1階の寮務室にいた。また、みしらせ者の
食事もここで行われ、女の寮係に頼めば、ご飯はお粥にしてもらえた。
インフルエンザの流行などでみしらせ者が多いときは
二部屋分の広さのある講義室がみしらせ者の食事場所に使用された。
広さ以外にも、講義室は大食堂と道を挟んで面しているため
窓からの食事の受け渡しが可能であり、そうした利便性の面もあったようだ。
また、講義室という名前だが、実際に何かの講義が
行われているわけではなく、普段は多目的小ホールといった使われ方をしていた。
みしらせ者室はハシカなどの伝染性の病気で、入院させるほどではない病気を
患った者や、食事時などの移動も困難なほど発熱した者が入れられる、十畳ほどの和室。
ちなみに、「大」浴場や「大」食堂と言うが、「中」や「小」はない。
注1、「DSさん」
教団内の事務職の女性。普通の会社で言うところのOLにあたる。
Divine Sisterの略
注2、「みしらせ者」
病人のこと。PLでは病気になることを「みしらせになる」と言い、
そこから派生した寮用語。病気や災難に遭遇することを
なぜ「みしらせになる」と言うのかについては理由があるのだが、割愛する。
注3、「寮母」
寮近くに住んでいる、寮生の母親がボランティアとして行っていた。
主な仕事は寮洗濯に出された衣服を畳んで仕分けすること。