10−2、金剛寮
東西各館の2〜4階の「洗濯機室」に8台ずつあった。
洗濯の順番待ちにおけるシステムは楠寮の洗濯のそれと
同じであった。また、「小遣い室」の入口に置いてある洗剤を
自由に使用出来るという点でも同じである。
ただ、金剛寮の場合は週に2度、確か月曜と木曜だったように思うが、
洗濯機室清掃に当たっている人間が夕清掃のとき
乾燥機室を掃除することになっており、そのときは第2夕点の
少し前にその清分の人間が集まって、寮係室のインターホンで
洗濯機室と乾燥機室の洗濯物を取りに来るよう呼びかける。
また、持ち主の判る洗濯物で、本人がぎりぎりになっても
取りに来ないものは届けたりもする。
時間になっても取りに来なかったものは第一勉終了後、
寮務室へ呼ばれ、寮係に一言謝ってから返してもらっていた。
そのさい、没収された服の特徴などをインターホンで知らせて
取りに来るよう呼びかけるのはその日の
寮務室当番である導師の仕事であった。